屋外WiFiの要件定義を考える際に外してはいけないもの

先日、某著名なコンサルタントの先生のSNSサイトで屋外WiFiのハードウェアをどうするかという議論がされていました。その書き込みには、前時代的な要件や機種名が上がっていました。

私もその会話の中に入って”「PicoCELA」だと、AP間が無線接続できて、中継しても通信劣化が起きにくくて、防塵、防滴なんですよ!”と書き込みたかったのですが、そんな書き込みをするとものすごく宣伝的で、かえってマイナスイメージも付きそうだったので、傍観していました。

そのSNSでの議論は屋外WiFIのアクセスポイント間を有線接続する前提で議論がされていました。

今思えば、その先生のSNSはフォロワー数も5千人くらいいるので、思い切って書いてしまってもよかったなと少し後悔していますが、もう今更ですしね。書き込んでいればかなり良い宣伝になったはずです。

さて、そのSNSの書き込みを見ていて思うのが、屋外WiFiの要件として、知らない新機能は要件に入れないということです。考えてみれば当たり前で、今の技術では実現できそうにないと思い込んでいるものは要件には入れませんよね。それゆえに、このコラムの冒頭では「前時代的な要件や機種名」という書き方をした次第です。

少し前の時代というよりPicoCELAが出る前までは、屋外のWiFi環境を構築する際に無線LANのアクセスポイントを有線で接続する時代がありました。今の時代ではPicoCELAがあるので、屋外WiFiの無線LANアクセスポイント間は無線で中継できるようになりました。これはかなりの技術革新であって、これからの屋外WiFiの要件定義を考える際には外してはいけない要件だと思っています。

そもそも、屋外の無線LANアクセスポイント間を有線で接続する場合は、屋外の有線ケーブルの敷設のコストやメンテナンスの手間がかかり、対象エリアが広ければかなり広大なメッシュ有線ネットワークを構築するようなイメージになってしまい、コストも時間も大きなものになってしまいます。

それが今では、屋外の必要な場所にPicoCELAを設置して電源を入れて設定するだけで、有線接続の中継ケーブルは最初の1台だけで済んでしまう時代なのです。時代は変わりましたよね。

前時代的な製品とPicoCELAで組んだ場合のコストとスケジュールを比べていただければ数倍の差が出てもおかしくないです。興味がある方は、ぜひ以下の製品ページをご覧の上、SCSKまでご相談いただければと思います。それでは今日はこの辺で。

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