皆さん、こんにちは。
南波真之(なんばさねゆき)と申します。
PicoCELAやそれを取り巻く市場や環境について、様々な角度からお伝えしていきたいと思います。
コロナウイルスによる行動制限から、通常の経済活動を再開する動きが出てきました。とても素晴らしいことで、このままかつてのように自由に人の行き来や交流ができるようになることを信じています。
今回は、これから増えてくるであろう大規模展示会の会場でどのようにPicoCELAのメッシュWi-Fiが利用されているのかを紹介します。
メーカー企業は特に、これから独自の展示会を開催する機会も増えてくるかもしれません。
独自展示会の場合、できることの可能性は大きいですが、やらなければならないことも多くあります。
例えば、ビジネスに繋げるために、来場者に対するWi-Fi環境の整備、来場者がどのブースに集まっているのかの位置測定などです。
こういった状況でPicoCELAを利用されるととても有効です。
質の高いネットワーク環境の設置の容易さ
PicoCELAの特徴の1つとして、通常ネットワーク環境を構築する際に多く必要なLANケーブルが最小限で済むということがあります。
これは、展示会におけるネットワーク機器設置の手間と工数を大きく削減する事ができるため、「高速・スムーズ・安定・連続」な無線ネットワークを構築する事ができ、期間限定のイベントとの相性が良いといえます。
更にPicoCELAの無線多段中継テクノロジーであるPicoCELA Backhaul Engine(PBE)により、会場の特定の場所によってWi-Fiが繋がりにくい、通信ができないといった状況を回避することが可能になります。もしPicoCELAを設置し、繋がりにくいなどがあった場合でもすぐに調整が可能なため、非常に扱いやすいです。
各機器の一括管理がクラウドで可能なため、管理工数も削減
PicoCELAでは、各ネットワーク機器をクラウド管理するためのPicoManagerというサービスも提供しています。
そのため、展示会などのイベント中のネットワーク環境の管理をPCなどの端末上で実施でき、更に、接続している端末の数や時間を測定することも可能なため、Wi-Fi接続ベースでの来場者の行動や滞留時間などもわかります。
このデータから、例えば特定の時間に特定のブースに人が偏っているなどがデータとしてわかるため対策や施策を打てるようになるということです。
屋外イベントでも効果絶大
ここまで紹介したPicoCELAの特徴ですが、「屋外でも利用できるのではないか?」と思った方もいるかもしれません。
展示会やイベントは屋外で実施されることもあるため、屋外でのネットワーク環境整備にもPicoCELAは効果を発揮します。
PCWL-0410という製品は、屋外版として作られた無線LANアクセスポイント製品で、海上係留エリアやスキー場のネットワーク環境として利用されている実績があります。
イベントのネットワーク環境整備はPicoCELA
今回紹介した展示会やイベントのネットワーク環境整備はかなり大変で毎回多くの人が多くの時間を使って作り上げていきます。
しかし、少しでも良い技術やサービスを利用して人の工数を削減するという対策をとっていくことも可能です。
ご興味がある方は以下のPicoCELAのページ、YouTubeチャンネルもぜひご覧ください。