メッシュWi-Fiを使った工場業務デジタル化(PicoCELA)

皆さん、こんにちは。

南波真之(なんばさねゆき)と申します。

PicoCELAやそれを取り巻く市場や環境について、様々な角度からお伝えしていきたいと思います。

今回は、工場内におけるWi-Fiの関係をピックアップしてみます。

工場をデジタル化することで、工場の機器類をインターネットに接続して管理したり、従業員のデバイスと接続して運用や管理業務を効率化したり、センサーやカメラと接続して異常監視をしたりと様々な用途で使うことがあります。

ただし、工場といってもどういった用途で利用するのか、どういう場所にあるのかなど外部要因によっては対策が変わってきます。

今回はそんな工場内ではなぜメッシュWi-Fiが必要なのかについて紹介します。

目次

工場内におけるWi-Fi環境のポイント

工場といってもどういった用途で使う工場なのかによって多少の違いはありますが、例えば電子部品製造の場合を考えてみます。

工場はオートメーション化が進んでいるとはいえ、各機器をネットワークでつないで把握や管理をすること、工場の作業員が利用する端末もネットワークにつなぐことで工場内のどこにいてもリアルタイムで情報更新や操作ができること、センサーやカメラなどのデータをネットワーク経由で送信し中央管理することなど、様々な業務がネットワークで繋がっている必要があります。

更に、工場の中は安全第一、品質第一ですので、気温や湿度も様々ではないでしょうか。加えて、Wi-Fi環境を構築する際に必要になってくるケーブル配線は最小限にして進めないと配線工事を考えたときに一定期間業務を停止する必要があるなど、大きな影響が出てしまうことも考えられます。

そこで、工場内のWi-Fi環境として重要なポイントはまとめるとこちらになります。

  • 工場内のどこにいても安定したWi-Fi通信ができること
  • 気温や湿度などの環境要因に強い機器であること
  • ケーブルの配線を最小限で構築できること

そこで、PicoCELAを利用することで上記の3つが一度に解決することができるため、工場のWi-Fi環境ではメッシュWi-FiのPicoCELAが使われているのです。

PicoCELAで工場内のデジタル化を促進する

PicoCELAで使われているメッシュ技術とは、メッシュ(網の目)状にネットワーク環境を構築する仕組みのことで、インターネット回線に接続するメインルーターを設置し、メインルーターと連携ができるサテライトルーターを複数設置することでWi-Fiが接続できる範囲を拡張するということです。

PicoCELAではこの技術により通常、設置工事の際に多く必要となるケーブルを最小限に抑えてWi-Fi環境を構築する事ができるようになりますので、工場などの稼働を停止できない場所ではとても有効な手段になります。

このおかげで、導入時の工事期間は有線LANの場合の約1/3、工事費用は有線LANの場合の約1/3以下に抑えられるため、結果として低コストでの導入が可能になります。更に屋内専用屋外専用どちらの機器も提供されていますので、工場内がどちらかというと屋外環境に近い場合は、より頑丈な屋外モデルのPicoCELAを使うことが可能です。

また、PicoManagerというクラウド管理ツールを利用することにより、PC上でまとめての管理が可能になっています。

今回は工場内におけるデジタル化として、Wi-Fi環境構築のポイントと、それを解消できるPicoCELAを取り上げましたが、同じような課題を持っている業種業態、企業は必ずいます。そういった場合には、一度PicoCELAのページを見ていただくと課題解決のヒントになるかもしれません。

ご興味がある方は以下のPicoCELAのページ、YouTubeチャンネルもぜひご覧ください。

PicoCELAとは

YouTube【公式】SCSK PicoCELAチャンネル

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