同社ではコロナ禍をきっかけとしたハイブリット型テレワークを採用することになりました。それにより管理職及び管理部門以外は原則、フリーアクセスのオフィス構成に移行しました。
一方で新商品や企画ものの商品ごとにチームを作り運営をしていたため、プロジェクトの規模や内容に応じてオフィスレイアウトが変更になることが多かったようです。そこで、オフィスレイアウト変更の際に無線LANアクセスポイント間の無線多段中継接続が可能なPicoCELAを導入することにしました。
PicoCELAは無線LANアクセスポイント間も無線で接続され、且つ特許取得の無線多段中継技術「PBE」により、PicoCELAによる無線中継を複数台続けた場合でも通信劣化が起きにくい特徴が評価されました。
この特徴が同社の倉庫ネットワークにも評価され、倉庫にも採用されました。同社の飲料は季節によって商品ごとの出荷量が変わり、新商品や企画商品も多く、倉庫のレイアウトの変更も多かったようです。従来は検品のためのリーダー端末をWiFiで接続しています。従来のネットワークでは無線LANアクセスポイント間が有線接続だったため、365日稼働の倉庫内のネットワーク変更に手間がかかっていたようです。PicoCELAを導入することで、倉庫内のレイアウト変更にも短時間で対応できるようになったようです。
また屋外対応モデルのPCWL-0410はIP67相当の防塵・防水性を備えているため、半屋外や、埃の多い環境での運用にも耐えられます。PCWLシリーズは組み合わせて利用できるので、設置環境に応じて機器をお選びいただけます。
本適用例に興味がある方は以下の詳細をご覧の上、SCSKまでお問い合わせください。
お客様の課題:
・倉庫は365日通年稼働であり、新商品や企画商品によりレイアウトを変更する際の無線LANアクセスポイントの配置変更が困難だった
・オフィスにおいては利用人数変更やオフィス内レイアウト変更でLANケーブルの敷設が悩みだった
・既存ベンダーのコントローラ、監視費用など高まるランニングコストを削減したかった
導入構成:
・PCWL-0400 20台(200m×150mをカバー)
・PicoManager
※PCWL-0400については以下をご覧ください。
https://picocela-scsk.jp/product/pcwl-0400/
※PicoManagerについては以下をご覧ください。
https://picocela-scsk.jp/picomanager/
PicoCELAが採用された理由:
・PicoCELA PCWL-0400はアクセスポイント間のLAN配線不要の為、防鳥ネットに関係なく、設置が可能であるため。
・PicoCELA PCWL-0400はアクセスポイント間のLAN配線不要の為、積み荷の種類に合わせた配置変更があった場合でも迅速かつ柔軟にPicoCELA PCWL-0400の変更が可能であるため
・PicoCELA PCWL-0400はアクセスポイント間のLAN配線不要の為、設置にかかる時間とコストを抑えることができたため
PicoCELAの採用メリット:
・365日稼働の倉庫においても無線LANアクセスポイントの再配置、敷設が容易になった
・オフィスレイアウトの変更に伴う無線LANアクセスポイントの再配置、敷設が容易になった
※PicoCELAはアクセスポイント間のLAN配線不要の為、低コストかつ迅速な導入を実現できます。
・特許取得の無線多段中継技術「PBE」により自律的で安定した広域高速通信を実現
※「PBE」については以下をご覧ください。
https://picocela-scsk.jp/about/what-picocela/