皆さん、こんにちは。
南波真之(なんばさねゆき)と申します。
PicoCELAやそれを取り巻く市場や環境について、様々な角度からお伝えしていきたいと思います。
今回は、物流業界における倉庫とWi-Fiの関係をピックアップします。なぜ倉庫でWi-Fiを使うのか、そのためにどういった設備を整えているのかについて紹介していきます。
物流の倉庫には、日々多くの商品が出入りしてきます。そういった倉庫の商品を管理するためにシステムを導入するわけですが、商品在庫は常に状況が変化していくため、リアルタイムで情報の更新が行われる必要があります。
そういった際に、Wi-Fiを利用してインターネットと接続することで在庫管理をすることになります。
この関連で、人手をかけずに倉庫管理を円滑化するため、センサーやカメラを設置するということも必要になりますが、これらもリアルタイムでインターネットに接続し共通管理をする必要が出てきます。
このように、倉庫におけるWi-Fi環境というのは今や必要不可欠といっても良い状況になっています。
しかし、必要とはいえ導入するにはそれなりのコストが発生してきます。大きくは導入コストと管理コストで、管理コストには人的、金銭的な部分が存在します。更に倉庫となると規模が大きくなるため大規模なネットワークを用意する必要も考えられ、敷地全体となると必ずしも屋内だけとは限りません。
まとめると倉庫におけるWi-Fi環境において重要なポイントはこちらの3つです。
- 低コストでの導入と運用の実現ができること
- 屋内外どちらでも問題なく利用できること
- 規模が大きくなった際にもWi-Fi環境に拡張性があること
これらを実現するためにメッシュ技術を利用したメッシュWi-FiのPicoCELAが採用されています。
メッシュ技術は、メッシュ(網の目)状にネットワーク環境を構築する仕組みのことで、インターネット回線に接続するメインルーターを設置し、メインルーターと連携ができるサテライトルーターを複数設置することでWi-Fiが接続できる範囲を拡張するというものです。
PicoCELAではこの技術により通常、設置工事の際に多く必要となるケーブルを最小限に抑えてWi-Fi環境を構築する事ができるようになります。
このおかげで、導入時の工事期間は有線LANの場合の約3分の1、工事費用は有線LANの場合の約3分の1以下に抑えられるため、低コストでの導入、更に屋内専用、屋外専用どちらの機器も提供されていることから、屋内外どちらでもWi-Fi環境を構築できるようになります。
また、メッシュWi-Fi技術により、ケーブルレスでWi-Fi環境を拡張、もしくは利用範囲の調整をすることもできます。
低コスト運用という部分では、PicoManagerというクラウド管理ツールを利用することにより、PC上でまとめての管理が可能になっています。
こういったポイントから、PicoCELAは現在倉庫のスマート化としての利用が進んでいるのです。
PicoCELA(ピコセラ)の利用用途は多彩
PicoCELA(ピコセラ)は、メッシュWi-Fiの一種で、バックホール機能を搭載した無線LANアクセスポイントです。
無線多段中継システム PicoCELA Backhaul Engine(PBE)という特許も取得している技術をつかったシステムにより、配線を最小限に抑えて迅速な導入が低コストで実現できます。
室内外でのWi-Fi環境構築を最低限の配線のみでスピーディーに実現できるため、設置コストの削減に加え、クラウド管理システムPicoManagerを利用したPCでの管理システムも提供しています。
今回は物流の倉庫のWi-Fi環境を取り上げましたが、同じような課題を持っている業種業態、企業は必ずいます。そういった場合には、一度PicoCELAのページを見ていただくと課題解決のヒントになるかもしれません。
ご興味がある方は以下のPicoCELAのページ、YouTubeチャンネルもぜひご覧ください。