【社員インタビュー】2021年のPicoCELAビジネスの振り返り

システム開発、ITインフラ構築、ITマネジメントなどシステムインテグレータとして多くのお客様の課題を解決してきたSCSKが販売代理店となっているPicoCELA(ピコセラ)。

今回は、SCSKにおけるPicoCELAビジネスを主導する当社ネットワークプロダクト部の甘利に2021年のPicoCELAビジネスについて話を聞いてみた。

目次

PicoCELAについて

PicoCELAとはメッシュWi-Fiの一種で、バックホール機能を搭載した無線LANアクセスポイントである。そのため、必要なLANケーブルの数を最小限に抑えることができ、従来のように時間のかかるケーブル敷設工事と莫大な費用を必要とすることなく、ネットワークの設置やエリアの拡張を柔軟に実現することができ、屋内外どちらにも対応している製品である。

この特徴から、プラントや工場、倉庫などの大規模な面積を要する場所や建設現場やなどの屋外での通信が必要な場合でも問題なくWi-Fi環境を整えることができる。

2021年のPicoCELAビジネスでは多くのお引き合いをいただいた

SCSKでは2019年の後半からこのビジネスを始めた。当初は知名度も高くないので「PicoCELAとは何なのか?」というところから市場を開拓することになった。

甘利はこのように話す。

取り扱いをはじめたときにはマーケット調査会社にも市況情報がなかったので、どういった分野に需要が多いのか手探りの状態でした。

マッチする特定分野を探すべくマーケティング分析を積み重ねながら、戦略を立案して営業活動しては検証というサイクルを繰り返して市場開拓をしてまいりました。

デジタルマーケティングとして新しく作ったPicoCELA販売支援サイトを活用してコンテンツやSEOの対策なども行いました。

その結果、たくさんのお引き合いをいただくようになり、様々な業種業態からのお問い合わせをいただくようになりました。

お問い合わせはSCSKのパートナー企業やPicoCELA販売支援サイトから寄せられる。

ところが、引き合いの数が増えてくると、とある問題が発生した。

それは、お問い合わせをいただく業種業態が広がりすぎてしまい部門として収集がつかなくなってしまったことだ。

例えば、建設業、キャンプ場、ホテルや旅館など宿泊施設、プラント(発電所や工場)、一次産業(農業の圃場や漁業の養殖場)、観光地、冠婚葬祭場、美術館、劇場、競技場、体育館、公園、トンネル、ショッピングモールなどご相談いただく分野には限りがなく、キーワードもローカル5G 、ワーケーション、スマートグラス、働き方改革、鳥獣対策、センサー、カメラ、フリーWi-Fiなど多種多様だった。

そこで、コンスタントにお問い合わせをいただいている分野にはフォローを続けながら、お客様の需要を分析して、今後、チームとして注力する分野を「プラント、工場」にフォーカスすることにした。

チームとしてプラント、工場にフォーカス

プラントや工場にフォーカスをした理由を甘利はこう話す。

PicoCELAは屋内、屋外のどちらにも対応していますが、強みを活かした分野を追求したときに、屋外Wi-Fiの親和性が高いことに気づきました。

特にプラントや工場は屋外の用途が多く、更に「働き方改革」を実現するために業務効率化と人材不足解消に機械化、システム化を進めていらっしゃいます。それに有線LANが無い場所であれば、PicoCELAの利点であるケーブル敷設を最小限にすることで、設置コストを大幅に削減することができます。

実際にプラントや工場に導入した際には、例えば若手にスマートグラスをつけてもらい、知識のあるベテランはコントロールルームで指示を出して確認する、人の出入りが少ない僻地にある場合は施設の状況確認をセンサーと監視カメラで管理しWi-Fiを使って情報を送信するようにする、といった対策を行うことができる。

また、敷地面積が大規模な場合でも効果的かつ効率的にPicoCELAは導入されている。

PicoCELAの設置は電源があればどこでも可能です。そして長距離対応の指向性アンテナの活用など、効率的な配置をすることで最大限に利点を活かすことができます。

設定自体もGUIベースですし、設置コストについては有線LANの敷設よりもかなり安くすることが可能です。

実際に、有線LAN敷設と比較すると、投資コストを1/5〜1/10に減らすこともある。

2021年の振り返り

2021年のPicoCELAビジネスは、さまざまな事業分野のお客様から想定以上の引き合いをいただくことができたが、SCSK内の目標や目指しているところまでどのように拡大させていくのかは2022年に引き続き取り組んでいくべき課題となっている。

2022年のPicoCELAビジネスはフォーカスを広げて進んでいく

2022年のPicoCELAビジネスについては、2021年の成果を踏まえて、注力するターゲットを増やしていく。

2022年は引き続きプラント、工場を注力ターゲットとして進んでいきます。またそれに加えて、スマート農業についても注力して行く予定です。

スマート農業とは、ロボット技術やICTを利用した農業の省力化、精密化、高品質化を実現する新しい農業のことである。

現在の農業は人手不足や高齢化という深刻な問題がある。また、知識や技術が個人に帰属しており継承がされにくい状態でもある。

農業も大規模化が進んできていると言われているが、農地のスマート化はこれからの分野であり、屋外の場合も多いためPicoCELAの強みが大きく活かされる。ドローンやセンサー、監視カメラなど用途は多種多様だ。

また、キャリアの電波が届きにくい場所で利用する場合にもPicoCELAの強みが出せるということもある。

実際に2021年にはワイナリーを運営している企業に対して、ブドウ畑全域を対象にWi-Fi環境を構築し、カメラやセンサーの情報を通信することで人手を割かずに管理の効率化を実現させた。

屋外の圃場なので電源にはソーラーパネルとポータブル電源を利用した。

スマート農業分野には、実績と知見を活かしてSCSK内で着々と提案の準備を進めている。

2022年にはそれ以外の業種にも少しずつ広げていく予定だ。詳細は今後のSCSKからの記事などでわかることになると思うが、2022年も目が離せない。

現在SCSKの営業メンバーで特殊無線技士の免許取得を進めています。PicoCELAのご提案にあたり、技術知見に基づいたコンサルティングの要素を取り入れて、お客様へより質の高いご支援をしたいと考えています。

PicoCELAの魅力

最後に甘利は、PicoCELAの魅力についてこう語った。

PicoCELAの魅力は、やはりLANケーブルが最小限でWi-Fi環境の構築ができることですね。屋外への設置ができるところも、多くのお客様にご支持いただいている理由だと思っています。

Wi-Fi環境の構築を効果的に実施し、現在抱えているビジネス上の課題を大きく解消させたい方、PicoCELAについて興味を持たれた方は、一度SCSKに相談してみてほしい。

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