急激な物流量の増加と迅速な物流が求められたことにより、近年、24時間稼働する青果市場が多くなっています。一方でお客様(コンシューマー側)のニーズが多様化することで、取扱品目も大きく増えています。そこで青果市場のお客様においては、物品測位と在庫・物流状況の把握をリアルタイムに管理をしたいというご要望が増えています。
一般的には物品測位をリアルタイムに行うためには市場全体を業務用WiFiネットワークでリーダー端末と接続する必要があります。しかしながら、市場が24時間稼働しているため、従来の方式では市場の稼働を止めて無線LANアクセスポイント間のLAN配線を行うことが難しかったです。
そこで、PicoCELA PCWL-0400を活用いただくことで無線LANアクセスポイント間のLAN配線が不要であるため、市場の稼働を停止することなく、市場全体の無線LAN配線が可能になりました。
また、屋外対応モデルPCWL-0410であれば、はIP67相当の防塵・防水性を備えているため、屋外の市場環境での運用にも耐えられます。PCWLシリーズは組み合わせて利用できるので、設置環境に応じて機器をお選びいただけます。
本適用例に興味がある方は以下の詳細をご覧の上、SCSKまでお問い合わせください。
お客様の課題:
- ・24時間稼働の環境であるため、一時的に稼働を止めてWiFi網を敷設することができなかった
- WiFi網を全体的に導入できないかったため、市場内でリーダー端末と通信できないエリアが存在していた
導入構成:
・PCWL-0400 15台
PCWL-0400については以下をご覧ください。
https://picocela-scsk.jp/product/pcwl-0400/
PicoCELAが採用された理由:
- アクセスポイント間のLAN配線不要の為、青果市場の稼働を止めずに市場全体を網羅するWiFi網を構築することができたため
PicoCELAの採用メリット:
- 市場内のリーダー端末とのWiFI通信が可能になったため、物品測位がリアルタイムにできるようになった。
- アクセスポイント間のLAN配線不要の為、市場の稼働を止めることなく迅速な導入ができた
- アクセスポイント間のLAN配線不要の為、安価に導入ができた