PicoCELAのアンテナの役割

屋内モデルPCWL-0400、屋外対応モデルPCWL-0410共に6本のアンテナがついています。
「Wi-Fiとバックホールは同じアンテナで行われているのですか?」とよくご質問をいただくので、今回はアンテナの役割について解説していきたいと思います。

上下のアンテナで役割が違う!

PCWL-0400、PCWL-0410共にロゴマーク上側の3本のアンテナがバックホール(無線多段中継)用、ロゴマーク下側の3本のアンテナが端末とのWi-Fi通信用になっています。バックホール用とWi-Fi用の通信は機器内部のチップが異なり、それぞれが別のチャネルを使用し通信を行うため、互いに干渉や遅延が発生しない仕組みが実現されています。

PCWL-0410は指向性アンテナも取り付け可能!

屋外対応モデルPCWL-0410は標準のアンテナから指向性アンテナに取り替えて利用することも可能です。

バックホール側のアンテナを取り替えると、中継距離を最大約1㎞まで拡張することができます。

Wi-Fi通信側のアンテナを取り替えると、より一方向に対して強く遠くWi-Fi環境を構築することができます。

中継可能距離やWi-Fi通信到達距離は見晴らしや障害物の有無など設置環境により変わりますので、実環境での事前検証をお願いいたします。

SCSKでは指向性アンテナも貸出機を用意しておりますので、ぜひPCWL-0410と合わせてお試しください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる